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私の経験がだれかの役に立つ: My experiences help someone

私が経験したこと、知ったことをつづり発信します。だれかにとって有益な情報になればとの思いを込めて。

ディズニーリゾートを効率よく楽しむ方法

エンターテイメント

たいそうなタイトルをつけました。

ディズニーリゾートの効率アップ方法なんてネット上に山のようにあるので今更でね。ファストパスの効率よい取り方とか、この時間はこのアトラクションが混むなどの情報はあります。

ネットでは見かけないけど、私は有益だと思っている方法がひとつだけあるのでここに書いておきます。

 

食事の時間をずらす

 

これだけです。12時過ぎにランチ、18時前後にディナーという人が多いです。これに対してずらしていきます。当日の朝、朝ごはんを抜くか、本当に軽く食べるだけにします。そして10:30頃にランチを食べます。この時間だと長蛇の列ということはありません。平日などの空いている日ならまったく並ばずに入れます。

事前予約しておけば、さらにいいですね。

そしてこの方法の最大のメリットは、レストランを出たころに多くの人がレストランに向かうので、アトラクションがすく、ということです。食べてエネルギー補給したころにパーク内が少しすいている・・・これほど動きやすいことはないです。

この時間にランチをすると当然ディナーも早まります。16:00頃にレストランに向かってサクッと食べれば夜まで楽しめます。

メイドさんを雇う(3)

インド バンガロール 海外生活

前回のブログに書いた通り、メイドさんは時間にルーズです。そのため、来る時間はまちまち。また、仕事が早く終わったら帰ってもらったり、少し延長してもらうこともあります。

ですから勤務を開始して1か月後からは、勤務表の運用を開始しました。勤務表には以下を毎回明記します。

 

  • 勤務開始時刻
  • 勤務終了時刻
  • 日付
  • メイドさんのサイン
  • 私のサイン

 

言われたことはないですが、もし将来「この間の残業分を支払って」と言われても、いつどれだけ残業したのかわかりますのでトラブルを避けられると思います。

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メイドさんを雇う(2)

インド バンガロール 海外生活

うちの場合は、週3日勤務、120分、90分、90分の週5時間で3,000ルピーを支払います。これに加えて、3か月に一度1,000ルピーを渡します。これらは面接のときに合意してもらった給与です。

現在のバンガロールではこのくらいが妥当なようです。ただし、ボーナスは年に1回で毎月の給与がもう少し高かったり、支払いのルールは雇用主によって異なるようです。

私のメイドさんはかたことの英語を話します。仕事上の私とのやり取りでは支障がありません。もっと英語が上手なメイドさんなら高くなるかもしれませんし、まったく英語が話せない(雇用主が現地語で伝えることになる)メイドさんならもう少し安くなるのかもしれません。また、料理もお願いするとなると、日本人好みの食事を作れるメイドさんになるので単価は上がることでしょう・・・

 

メイドさんの時間に対する意識は日本ほど正確ではありません。決められた時間から5分10分遅れることはしょっちゅう・・・そんなわけで、うちでは毎回、業務開始時刻と終了時刻を本人にメモしてもらっています。

日付、開始時刻、終了時刻、メイドさんのサインをしてもらって、そのあと私が内容を確認してサインします。エクセルで表を作ってプリントアウトして使っています。5分10分遅れた際は、その分延長して働いてもらうことがあります。しかし、うちの場合はお願いした掃除が終わったら基本的には終わりというスタイルなので、90分勤務の日でも、80分ですべてが終わればそのまま帰すこともあります。その辺は臨機応変に対応しています。うちのメイドさんは、いつもの仕事が終了時刻より早く終わるとAny work?(ほかに仕事ある?)と聞いてくれます。時間内はきちんと働こうという姿勢が見えて気持ちいいです。でも大抵の場合はないので、ないよ、今日は終わりでと伝えます。

また、給与やボーナスを渡した際は必ずその場で金額をチェックしてサインをしてもらうようにしています。あとでもらってないと言われると困るからです。うちのメイドさんは感謝しながら受け取ってくれるので、そんなこと言いそうにないですけど念のためです。

 

ここまで書くといいメイドさんに巡り合えたように思われるかもしれませんが、勤務初日に給与アップを依頼されました。他のお宅からはもっともらっているとのことでした。私は戸惑って「夫に話すね」と言って保留にし、メイドさんを紹介してくれた友人に相談しました。友人が言うには、最初の一年は3,000ルピーで、二年目、三年目と上げて、今は4,000ルピー払っているとのことでした。

給与を上げたのは、メイドさんがきちんと仕事をして信頼を獲得できたから。うちではまだその状態に達してないので、次の勤務時にその旨を伝えました。どんな反応をされるかドキドキしながら伝えましたが、「OK」とのこと・・・拍子抜けです。

契約書に、最初の3か月はトライアルと明記していたのでそれを見せることであっさり了承してくれました。こういう時のためにも、契約書の作成はした方がいいと思います。

また、そのメイドさんを雇っている日本人に紹介してもらったからこそ、このような時にその方に相談できます。メイドさんを雇うときは、雇っている日本人に紹介してもらうことをお勧めします。

メイドさんを雇う(1)

インド バンガロール 海外生活

バンガロールに移住して2か月、メイドさんを雇うことを決めた我が家。

もともと雇う予定はありませんでした。というのも、私は専業主婦で、子どもはいません。日中は時間があるので家事のスキルを上げるいいチャンスととらえてメイドさんは雇わない予定でした。しかし・・・インド生活における家事は、日本と同様ではないのです。

何が違うかというと、

  • 空気が汚いゆえか、とにかくホコリが多い
  • ベランダには鳩の羽
  • シャワールームやトイレの造りが日本と異なる
  • 床が石でできている

どうやって掃除したらいいかわからない部分もあり、困っていることを日本人奥様に相談したら、メイドさんを勧められました。費用は日本でメイドさんを雇うのに比べるとかなり安いです。

話はそれますが、海外生活する場合、借りる家は家具付きです。テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電から、ダイニングテーブルセット、ソファー、ベッドなどは家のオーナーさんが用意したものがあります。便利だけど、インテリアが自分好みじゃないと居心地悪いんですよね。うちの場合は夫が契約した家なので、私好みじゃない家具で、プチストレスが溜まっていました。

くわえて掃除の仕方がわからず、いまいちきれいにならないストレス・・・そんなストレスを少しでも解消しようと、夫はメイドさんを雇うことに快く了承してくれました。

 

この地域の日本人でメイドさんを雇っている人は半数より少し多い程度(私調べ)かな。うちのように子どもがいなくてもメイドさんを雇っている人もいれば、子どもがいてもメイドさんを雇わない人もいます。

 

雇う流れとしては以下の通りでした。

  1. メイドさんに連絡する(友人から連絡先を教えてもらいました)
  2. 契約書を作る
  3. 面接をする
  4. 契約する
  5. 必要な道具をメイドさんに確認する
  6. 業務開始

まず雇うメイドさんの探し方ですが、メイドさんを雇っている日本人に紹介してもらうのがいいと思います。メリットは以下の通り。

  • 悪いことをしたら、我が家から解雇されるだけでなく、紹介した人からも解雇される恐れがあるため、メイドさんとしては安易に悪事をしない(確率が上がる)
  • 日本人の家に慣れているため、日本人が望むこと、嫌うことなどを知っている
  • メイドさんの対応などでわからないことがあった場合、紹介してくれた人に相談できる

家の契約をする際にお世話になった代理店にメイドさんを紹介してもらったりできますが、この場合、上記のメリットがありません。メイドさんとの関係づくりにはそれなりに気を使ったりどうしたらいいんだろうと思うことがありますので、それらを相談できる人がいるのといないのでは雇い主として精神的に大きく違うと思います。

また、日本の駐在員は数年で本国に帰国するため、次の仕事先を探しているメイドさんは多いです。

契約書のフォーマットなどはありません。私の場合は、ネットで検索して出てきたものを我が家用にアレンジして作りました。契約書は作っておいた方がいいとネット上に書かれていましたし、私の友人も契約書の作成を勧めました。また、私自身、今になって作っておいてよかったと思います。なので、作成は少々面倒ですが、作成をお勧めします。勤務時間はもちろん、お給料やボーナスの額と渡す時期、金銭の貸し借りはしない、遅刻した場合の対応、解雇時のルールなどを明記します。

海外の雇用では日本では考えられないことが起きるので、細かくても契約書に書いておくとあとでトラブルを避けられます。

面接は、うちは夫と二人で行いました。メイドさんが仕事をするのは平日なので、雇用後は私としか関わりません。しかし、どんなメイドさんかわからないので、最初に会うときは夫と一緒の方がいいと私は思います。また、雇用主はあくまで夫であることを伝えます。こうすることで、後々給与を上げてくれとか言われた際に「夫に確認する」「夫が許可しなかった」と返答することが可能です。夫に威厳を持ってもらうことで、その後の交渉事をスムーズに進められると思います。

こちらが提示した契約内容を了承してもらえたら契約書にサインしてもらいます。

掃除に必要な道具や洗剤はすべて雇用主が提供します。メイドさんによるかもしれませんが、うちの場合はメイドさんにお金を渡して、初回の勤務時までに必要なものを用意してもらいました。というのも、メイドさんにとって使いやすい道具があるので、こちらが準備したものではなく、自分で選びたいようです。レシートをかならず貰うよう伝えて、お金を渡しました。ただ、手持ちの雑巾やちりとりなどがある場合は面接の際に見せて、必要だったら使っていいよと伝えておくとそれ以外に必要なものを購入してきます。

初回の勤務ではまず初めに何をしてもらいたいか伝えました。うちの場合は以下の通りです。

  • 床のゴミ集め
  • 床のモップ拭き
  • 2バスルームの掃除
  • トイレの掃除
  • 3つのバルコニー

バルコニーなどとても汚れていたため、初回の勤務時間内にすべてを掃除することはムリでした。しかし回を重ねるごとに1か所にかかる時間が短縮できるため、今は毎回上記すべてをやってもらっています。また、途中からはキッチンも追加しました。

毎回ではないですが、窓ふきなどもお願いしています。

 

 

夫の愚痴か、義両親の愚痴か

人間分析 結婚生活 人間関係

結婚前から、私は義実家との関係に非常に慎重だった。世間で一般的に言われる嫁姑の関係というのはよく耳にしていたし、実母と父方の祖母の関係が良くなかったことから、嫁姑問題は私にとって身近なものだった。

私の夫は3歳年下で、学歴は私よりよかった。私はお世辞にも美人とは言えない容姿だ。そして大抵の親にとって、息子はかわいいものだ。だから、夫の両親が「我が家のできのいい息子が、年上の不美人に目をつけられた」と思ってもおかしくないと思っていた。そんなわけで、夫(当時の彼氏)が私を両親に紹介することになったとき、私はとてつもなく緊張していた。夫は「そんなに緊張しなくても、うちの両親は大丈夫だから」と何度も繰り返したが、「あなたの大丈夫を信用できないのよ、そりゃあなたにとってはいい両親でしょうけど、彼らが私をどう思うかわからないでしょ!!」と心の中で強く反発していた。

ところが会ってみると、私を品定めするでもなく、本当に和やかな時間を過ごすことになった。温かく私を迎えてくれた。世間で言われているような嫁姑問題とか、義実家との関わりが面倒くさい問題には、私はまったく遭遇していない。それどころか、結婚によって居心地のいい場所が一つ増えて、私はうれしい。まだ結婚して短いからこれから問題が生じるのかもしれないが、すくなくとも今の時点では義実家に不満はひとつもない。むしろ感謝しかない。

私の周りの友人と話すと、ふたつのタイプに分かれている。夫の実家について不満があるひとと、夫に不満があるひとだ。

友人Aは会うたびに夫の愚痴を言う。愚痴の内容はよく耳にするもので、休日に家事をしようとしないとか、無駄遣いをするとかだ。しかし義実家の愚痴はまったく出てこない。尋ねると「よくしてくれてるよ~」と言うだけ。

友人Bも義実家に不満はない。Bは夫にもあまり不満がないタイプだが、愚痴るとすれば夫の愚痴であり、義実家の愚痴は出てこない。よくしてもらっているという。

私もA、B同様に、義実家に不満はない。本当によくしてもらってると思う。しかし夫に対する不満や不安は多少あり、友達にそれを話すこともある。聞き手にとっては夫の愚痴と映ることだろう。

一方、友人Cは夫には何も不満がないという。むしろ、私なんかと生活してくれて彼は疲れないのかな、と思うことさえあるらしい。夫は仕事熱心で、勉強家でもある。そして子育てにも協力的だ。さらに穏やかでどっしり構えていてくれるから、何かあったときに頼りになる。しかし義実家には不満がある。結婚式の準備の時点からいろいろと面倒なことがあり、義実家を好きになれない。できるだけかかわりたくないし、距離を置いている。

友人Dも夫には不満がない。家庭的で子どもの面倒をよく見てくれる。出産前は家事をよくしてくれていた。Dの職場が遠いこともあり、Dの夫の方が早く帰ることが多く、夕食はほとんど夫が作ってくれていたという。さらに掃除もマメにやるし、無駄遣いをしない。計画的に貯金して早いうちにマンションを購入した。頼りになる夫で、夫に任せれば間違いがないから安心だという。しかし義実家には不満がある。とくに姑は嫌いだという。姑は何かと理由をつけては呼び出したり一緒に出掛けようと言ってくる。友人にもらったからとお菓子などをくれるけど、そのあといちいちお礼のメールをしないと不機嫌になるし、自慢話も多くて疲れる。距離を置きたいが、向こうが常に声をかけてくるため、なかなか距離を置けないと愚痴る。

 

夫の愚痴か、義両親の愚痴か。

 

どちらにも不満がない人もいるだろうけど、私の周りはどちらかに不満を持ち、どちらかには満足しているひとがほとんどだ。

ひとはどこかで苦労し、どこかで恵まれているのかなと思う。

代官山にある美容院、Praha

美容

私は代官山にあるヘアサロンPrahaに、開店当時から通っている。担当は店長の大川さん。

 

Hair Salon Praha

 

私の髪は、彼に切ってもらい始めてから他の誰も触っていない。ここ17年ほどは私の髪を扱うのは大川さんのみだ。今も彼に切ってもらっているし、ほかの人にやってもらうことは考えられない。

なぜ私が大川さんをこんなに信頼しているかというと、彼に切ってもらった後は期待通りか、期待以上の結果を得られるからだ。彼に出会うまでの私は、美容院の帰りに満足いく結果を得られる確率は3割程度だった。5割は、期待通りではないけどまあいいかという程度、残りの2割はこれを望んでいたわけではない、という結果だった。

そんな私が初めて大川さんに出会ったのは高校生のころ。初めてのカットで期待以上の結果が得られたため、大川さんのファンになった。学生にとっては安くない料金だったが、大川さん以外に切ってもらうことはかんがえられなくて、今もずっと彼に切ってもらっている。

 

 

 

出会いは私が高校生の時だった。当時ロックバンドGLAYのファンだった私は、GLAYのスタイリストが経営する美容院が原宿にあると聞いて、その美容院を覗いた。その美容院は裏原(裏原宿)と呼ばれる場所にあった。表参道を原宿駅から表参道駅に向かう途中、神宮前交差点を過ぎて(当時)ウェンディーズがある角を左に入る。数十メートル進むと右手には地下に進む階段がある。その階段を下りた奥に、Fats Berryはあった。ある日、私は友達とともにそこに向かった。髪を切るためではない、覗くためだ。階段の向こうにどんな美容院があるのかわからずドキドキした。今なら事前にその美容院のサイトを見て行くだろうけど、当時はインターネット自体こんなに日常に密着していなかったから、私は何も調べずに行った。15歳の高校一年生の私にとって、裏原だけでも相当なおしゃれスポットだったのに、さらに見えない地下に下りるというのはとても勇気が必要だった。私なんて場違いかもしれないし、眉をひそめられるかもしれない。それでも見てみたくて行った。

 偶然にもその日は定休日で、お客もスタッフもお店にはいなかった。赤を基調とした店内はいかにも原宿っぽい雰囲気だった。外からそっと覗いて帰ろうとしたとき、私たちの存在に気付いたロン毛の男性が奥から出てきた。それが大川さんだった(当時はロン毛だった)。控えめな声のトーンで「こんにちは」と言われた。用もないのに覗きに来た私は気まずくなった。

大川さん「何か用かな?」

私「あ、いや、ちょっと気になって覗きました・・・すみません」

大川さん「あ、そうなんだ。今日は定休日なんだ、ごめんね。またいつでも来てね」

私(覗いただけの私に、なんてやさしいの!!)

私「はい、ありがとうございます、失礼します」

私と友達は元来た道に戻るため、地上に登る階段に進んだ。階段を登り始めた時、私たちは呼び止められた。

大川さん「ちょっと待って!これ」

大川さんが何かを差し出した。受け取って見ると、それはFats Berryのロゴとイラスト(骸骨)がプリントされたステッカーシートだった。2枚あった。私が何も言えずにいると、

大川さん「よかったらどうぞ」

私「え、、、いいんですか。」

大川さん「うん、持って行って」

私「・・・・・ありがとうございます」

 

階段を上がって地上に出て、私は感激してしまった。

裏原にあるおしゃれな美容院の店長、そんな彼が、お客でもないイモっぽい私にこんなに親切にしてくれるとは!!

私は感激した。絶対にここに来ようと決めた。カット6,000円(学生割引1,000円オフ)は高いと感じる価格だったが、どうしても行ってみたかった。そんなわけでその後私はFats Berryに行き、髪を切ってもらう。そのヘアスタイルがそれまで経験したことのない「期待以上」という結果だったため、大川さんに絶大なる信頼をおき、それから通うこととなった。

信頼できる美容師に出会えたことは、人生において大きな収穫だと思う。

 

人間ドック

健康

人生初の人間ドックの話。

昨年までは普通の健康診断を受診していて、人間ドックは今回が初めてです。まずは予約の電話をしたのですが、そこで予想してなかった質問が投げかけられました。

 

受付「胃カメラになさいますか?レントゲンになさいますか?」

私(考えてなかった・・・レントゲンを選択すると、不味いで有名なバリウムだよね。でも胃カメラも大変そう。どうしよう)

私「えっと・・・どちらを選択するひとが多いですかね」

受付(イライラしながら)「半々ですね。人によりますから」

私(早く決めなきゃ)

私「胃カメラでお願いします」

 

担当者が先に胃カメラを挙げたので、なんとなく勢いで胃カメラに決めました。でも実際何が違うのか知りたくて胃カメラとレントゲンの詳細をネットで調べたら、こんなブログを見つけました。

 

【人間ドック】胃カメラとバリウムはどっちの方がつらいのか、両方やってみた結果:カフェオレ・ライター

 

この人の描写はおもしろいなぁと思いながら読んだけど、この人の結論としては「バリウムの方が断然ラク」なのです。ちょっと待ってよ、私胃カメラにしちゃったよ。ってことで、職場の先輩に聞いてみました。

私「胃カメラバリウム、どっちにしてますか?」

先輩「私は胃カメラしたことないの。今年は胃カメラにしようかと思ってるけど」

私「そうですが・・・で、バリウムどうでした?やっぱり不味いですか?」

先輩(顔がゆがんで)「不味いね。すごく不味い。」

私「どんな味ですかね」

先輩「コンクリート飲んでる感じ」

私「え・・・それはちょっと嫌ですね」

先輩「私、すっごく嫌い」

先輩は思い出しただけで嫌な気分になったようで、表情が曇ってました。

このやり取りで、胃カメラを選択した自分に少し自信を持った私。自分でも単純だと思います。

 

人間ドック当日、胃カメラにドキドキしながら病院に行きました。

受付で、胃カメラは鼻からにするか、口からにするか尋ねられました。本来は予約時に案内があって、当日伝えるらしいですが、私は案内をされていなかったため、当日説明してもらいました。

鼻からの方が細くて、不快感が少ない、医者と会話もできる。ただし花粉症などのアレルギーがある場合や、一年に何度も鼻からカメラを入れるのはよくない、とのこと。

私は初めての胃カメラなので後者は問題ないのですが・・・・花粉症です。仕方ない、口から入れることに決まりました、消去法です。胃カメラを入れている時に腫瘍などが見つかったらその場で検体を取っていいかという確認がありました。その場合は費用が発生します。胃カメラ中は会話ができないため、事前に確認しておくとのことです。いくつか種類かあって、状況によってもしすべて行ったら2万円以上払わなくてはならないですが、承諾しました。

 

毎度のことですが、私は血圧が低いです。この日も上が88、下が57でした。看護師さんに「いつもこのくらいですか?今フラフラしませんか?」と何度も確認されました。いつもこのくらいなので大丈夫です。

 

いくつかの診断を終えて、いよいよ胃カメラです。

子どもが歯医者とか耳鼻科でワンワンないてることありますよね。診察や治療が痛いわけではなく、単純に怖いんですよね。これから何をされるかわからない恐怖から逃げ出したい。実際逃げ出す子もいるし、逃げられなくてギャーギャー泣くわけです。

その気持ち、わかる。

私だって逃げ出したい。自分の健康のためとは言え、心の中では泣いてるし、本音は胃カメラという現実から逃げ出したいよ。

 

まずは半透明の液体を飲まされました。量は50[ml]くらいかな。大した量ではないし、特別不味いわけでもない。でも薬品を飲まされていると思うと不味く感じるから不思議。たぶんこれね、青山のオシャレカフェで「サービスです」って言って出されたらありがたくいただくのよ。今思えばココナッツウォーターみたいな味だったもん。全然不味くないの。

 

次に麻酔をします。看護師さんが蜂蜜のようなドロッとした透明の液体をスプーンですくって私の口に入れます。

看護師「これを喉で5分間とめておいてください」

私「え?喉で?」

看護師「あ、まぁ飲んじゃっても身体に悪いわけじゃないですけどね。麻酔をするためには5分喉で止めてください。5分経ったら出してもらいます」

私(いや、私が聞きたかったのは飲んだらどうなるかじゃなくて、どうやって喉で止めるかなんだけど・・・)

 

喉で止めることはできなかったけど、なるべく舌の奥の方に置くことにしました。舌が徐々にしびれてきます。口の内側もしびれてきます。口の中に唾液がたまって、麻酔のジェルが唾液と溶けて口の中に広がります。

 

ここでしっかり喉に麻酔をしておかないと、後で苦労するんだろうなぁ・・

 

5分たって、麻酔ジェルをティッシュに吐き出しました。いよいよ次に口に入れるのは胃カメラです。

 

 診察台に横になります。左向きに横になって、ひざを曲げると安定するとのことで、ひざを曲げて横になりました。目の前のガラスケースには黒いケーブルが何本も垂れ下がっています。横になった時は「あの黒いのなんだろう~」と思っていましたが、あれがまさしく胃カメラでした。想像以上に太いです。どのくらいの太さかというと・・・私の親指位かな。一般的な家電のケーブルよりは確実に太い太さです。

 

向こうのデスクでモニタを見ていた、私と同じ年くらいの男性が立ち上がり、私に自己紹介してきました。思ってたより若い先生だったため「まさか研修医じゃないよね・・」と不安になりました。

医者「ではこれから胃カメラで検査しますね」

私「はい、私、初めてです」

医者「わかりました」

医者「ではこれから胃カメラを入れていきますね、喉を開けておいてください。ちょっと気持ち悪いと思いますが、喉が閉じるとうまくいかないので開けておいてくださいね。私が話しかけても返事しようとしなくていいですから、そのまま聞いていてください。それではリラックスしましょうね~」

黄色いプラスチックの器具をくわえます。このプラスチック器具はドーナツみたいな形で、真ん中の穴を胃カメラが通ります。

頭上にいた看護師さんが私の肩をやさしくなでてくれました。それで初めて、私は肩に力を入れていた事に気づきました。

先生が胃カメラを私の口に入れます。当然オエッとなります。

医者「喉を開けててくださいね。呼吸は鼻から行ってくださいね」

私(わかってるけど、どうやって喉あけるのよ)

このあと、胃カメラを入れようとする先生と、それを拒む私の喉の戦いです。

 医者「ちょっとがんばりましょうね~、力抜いてね」

看護師さん、肩をやさしくなでてくれます。

私は力を抜いて、一生懸命喉を開ける・・・

先生が胃カメラを押し込むと、

私「オエッ」

医者「喉開けてね~」

私(わかってる、わかってるけどできない。反射的にオエッてなるんだけど)

 

これが何度か続きました、私の目から自然と涙が出ています。そして鼻が詰まっています。

 

先生は胃カメラを抜き、いったん休憩を取りました。私が胃カメラの侵入をあまりにも拒んでいるからです。

医者「ちょっとつらいと思うけどね、喉を開けてくれないと入らないんだよね」

私「はい・・・」

先生はずっと穏やかな口調で、やさしく話してくれました。私も先生の気持ちにこたえたい。でも体が勝手に拒否するのよ。もう私のことは無視してひと思いに胃カメラを突っ込んでくれ!!と心の中で叫びつつ、再度挑戦しました。

相変わらずオエッってなるし、目からボロボロと涙がこぼれる。両方の鼻が鼻水で詰まって、鼻では息ができない。息を口から吐いているときはいいけど、吸うときに確実にオエッってなる。

胃カメラが入っていってるのか、まだ入っていないのか私にはわからず、(頼む、もう無理矢理にでも入れて~)と思いながら堪えていた。

医者「ちょっとお腹が膨らむ感じしますよ~」

私(ってことは!胃カメラ入ったんだ。入ったからお腹を膨らまして胃の状態を見るんだよね?!よしっ!入った!!)

グーンとお腹が膨らむ感じがする。でも痛みはないし、ちょっと苦しい感じがするだけ。

胃カメラが入っている間も喉の不快感は消えず、何度もオエッとなります。なるべく体の力を抜いて、そっと息を吐いて、そしてそっと息を吸いたいけど・・・なんせ鼻が詰まっているせいで鼻では呼吸ができない。

 

私(早く、早く見てほしい。あとどのくらいの間この状態が続くの)

 

 

 

 

 

医者「あと30秒で抜きますね~」

私(やったぁぁぁぁ!終わる、もう終わる!!あと30秒ってすぐじゃん)

 

 

私(あれ?30秒まだ?もうたったんじゃない?こんなに長かった??)

 

 

 

ズルズルと引き抜かれた胃カメラ

ほっと肩をなでおろす私。全身脱力です。それまでいかに力が入っていたことか。

医者「おつかれさまでした」

私「すみません、上手くできなくて」

医者「いえいえ、胃はとてもきれいでしたよ、問題ありません」

たくさんの涙と鼻水が出ているため、看護師さんがティッシュを差し出してくれました。

その後、先生は私の胃の中の写真をモニタに映してくれて状態を説明してくれました。

医者「胃はきれいでしたよ。何も問題はありません。」

私「はい。」

医者「・・・今は問題ないですけどね、一応2年に一回くらいは検査したほうがいいですね。今回つらかったと思いますが、懲りずに検査はしてくださいね。」

私(私が二度と胃カメラやりたくないと思ってると思って、やさしい言葉をかけてくれている・・・どこまでもやさしい先生だな)

私「はい、わかりました」

 

 

こんな感じで人生初の胃カメラは終わりました。

はっきり言ってものすごくつらかったです。予想以上でした。でも、やった方がいいのでしょうね。気が向いたらまたやろう。

 

すべての診察が終わったら、最後にお弁当と飲み物を渡されました。私、びっくりしてしまいました。確かに当日は朝から何も食べてないですけど、まさかお弁当をくれるなんて。知らなかったので思わず「これ、いただいていいんですか?」って言っちゃいました。私だけ特別なわけではなく、その病院で受診した方は全員いただけるようでした。すべての病院がそのようなサービスをしているかわかりませんが、そういうサービスをしている病院もあるようです。中身はヘルシーなお弁当でした。さすが病院が渡すだけのことはあります。唐揚げ弁当などではなく、縦横3×3の9マスに、ごはんや焼き魚、野菜のおひたしなどが少しずつ入ったヘルシーなお弁当でした。

 初めての胃カメラ、とってもつらかったです。