私の経験がだれかの役に立つ: My experiences help someone

私が経験したこと、知ったことをつづり発信します。だれかにとって有益な情報になればとの思いを込めて。

不要なモノ、どうする?

モノを減らしたいひとはいませんか。

増えがちなモノたち、たまには一気に処分したい!です。

 

モノを減らすなら「捨てればいい」。まさにその通りです。捨てられる人は捨てましょう。でも、まだ使えるから捨てるのはもったいない、結構高かったし・・・、ここ何年も使ってないけどいつか使うかも、そんな風に考える人向けに、捨てずに誰かに使ってもらうことを前提に、モノを減らす手段をご紹介します。

また、少しでもお金を得たいと思うひとにも有効かと思います。

 

私が今まで実践した手段とメリット・デメリットをご紹介します。

  1. フリーマーケット(フリマ)
  2. リサイクルショップ
  3. ZOZOTOWNのUSED
  4. メルカリ

念のため断わっておきますが、あくまで私の主観です。

結論から言うと、手間と売上金のバランスで手段を選択することになります。売上金の額は、仲介業者が入るか入らないかが大きいです。

 

出品者の利益が多い順

  1. メルカリ
  2. フリマ
  3. リサイクルショップ
  4. ZOZOTOWN

上位ふたつと下位ふたつの間に大きな差があると思ってください。メルカリとフリマの利益はモノと点数によります。フリマは出店料という固定費がかかります。メルカリは売り上げの10%が徴収されます。場合によっては一位二位は入れ替わります。リサイクルショップとZOZOTOWNは私の感覚的なもので、同じ表品の買い取り額を比べたわけではありません。

 

出品者がラクな順

  1. ZOZOTOWN
  2. リサイクルショップ
  3. フリマ
  4. メルカリ

こちらも上位ふたつと下位ふたつの間に大きな差があると思ってください。ZOZOTOWNが一番ラクなのはこの下の詳細を読めばわかります。メルカリとフリマはどちらも手間がかかります。フリマは、フリマ当日と前日くらいの期間限定です。でも当日は完全に拘束されます。メルカリは売る前と、売れた後に手間がかかります。いつ売れるかわからないので、手間が発生する時期が見えません。

 

利益順とラクな順、見事に入れ替わっています。利益を得るには手間がかかるし、手間を省けば利益が減ると言うわかりやすい仕組みです。自分の目的やライフスタイルに合わせて選択することになるでしょう。

 

4つの方法について、詳細を記します。

 

フリマのやり方

通常、ネット上で事前登録します。当日会場に行きます。出店費用を支払います。1区画(フリマによって異なるが、例えば2[m] × 2[m])ごとに費用がかかります。 1区画を一人で利用しても、二人で利用してもかまいません。

 

フリマのメリット

  • 仲介業者に支払うのは出店費用のみです
  • 売買の際にはマージンを取られないので売上金がそのまま収入です
  • 仲間とともに出店するのは楽しいです
  • 買い手の顔が見えます(私の愛用品を使ってくれるひとが見えることで安心できる?)

フリマのデメリット

  • 商品を自力で会場まで運ばなければなりません(車のまま出店できるフリマもありますが、費用が少し高かったりします。会場近くの駐車場に停めた場合は駐車料金が発生することも。かと言って大量の商品を電車で運ぶのはそれなりに大変です)
  • 当日の天気によって、お客様の数がかわります。お客様が少なければ売れにくいです
  • 会場によって客層が異なるので、商品に合わせた会場選びが必要です
  • ある程度の点数があるか、それなりの額で売れるものがないと、赤字です
  • 値引き交渉されることがあります。交渉が苦手だと負担です
  • 軽い呼び込みなどをするかしないかでお客様の関心が大きく変わります。声かけが恥ずかしいひとなどは負担になるでしょう
  • 買い手の顔が見えると同時に、売り手の顔も見られています。売り手のファッションも見られるので、ショップスタッフになるくらいの気持ちの方が売れます
  • おつり、値札、筆記用具などの準備が必要です
  • 出店中にトイレに行く際、商品を見張る人が必要なので、出店はふたり以上が現実的です
  • フリマ当日は、なんだかんだで一日取られます

フリマに対する私の感想

友だちと一緒に出店するのはたのしい。4回フリマをして、毎回売上金が出店費用を上回ったので赤字はない!でも、フリマのあとに友だちと打ち上げとして飲みに行ったら利益は吹っ飛んだ。むしろ赤字(笑)会場までの移動費(電車代)などもかかる、

 

 

 

 

リサイクルショップで売る方法

オフハウスなどのリサイクルショップに商品を持ち込みます。点数や店の混み具合によりますが10~20分待ちます。その間に店員さんが商品を査定します。査定が終わると呼ばれ、査定額を教えてもらいます。納得できればそのままお金(現金)を受け取ってサインして終了です。査定の内訳は尋ねれば教えてくれます。納得できない物だけは売らないというのもありです。また、値がつかない物もあるので、それを持ち帰るかお店で処分してもらうか(無料)を選択できます。

 

リサイクルショップのメリット

  • 出品者のやることは商品を持ち込むだけなので、手間が少ないです
  • 商品の持ち込みから現金取得までが早いです
  • 1点から買い取りしてくれます

リサイクルショップのデメリット

  • 仲介業者が入るので買い取り額は低いです
  • モノの状態がよくても「うちの店では買う人がいないから」などの理由で値がつかないこともあります
  • 持ち込むショップやショップの客層によって買い取り額が異なります

リサイクルショップの感想

手間がかからない。不要な物を大きめのバッグや紙袋に入れて、ゴミ置き場に持っていく感覚で店に持ち込めばいいだけ。でも買い取り額が安いので、それなりの点数を持ち込んでも1000円以下だったりする。手間をかけずに処分したいときはリサイクルショップ。

 

ZOZOTOWNのUSED

ネットショッピングサイトZOZOTOWNはUSEDの買い取りを行っています。対象商品は洋服やファッション雑貨のみです。ZOZOTOWNのアカウントが必要です。ネット上で買い取り申請すると、袋が送られてきます。袋に商品を詰めて送り返します(送料無料)10日前後で査定完了の知らせが届きます。1点1点査定されていますので額を確認して、売るもの、売らない物を選択します。査定額に納得できなければ売らないことが可能です。売らなかった商品は後日宅配便(無料)で届きます。売上金は、ZOZOTOWNに設定したクレジットカードに振り込みだったと思います。ZOZOTOWNのポイントに還元した場合は10%UPです。普段からZOZOTOWNで買い物をしている人はポイント還元がお得です。

 

ZOZOTOWNのメリット

  • 出品者のやることは商品を袋に入れて宅配業者に渡すだけなので、とにかくラクです。持ち込む手間も、価格交渉もありません。
  • 1点から買い取りしてくれます

ZOZOTOWNのデメリット

  • 買い取ってもらえるのはファッション系のみです
  • ノーブランドやファストファッションは買い取り不可です
  • 状態が悪いもの(シミ、ほつれなど)はもちろん、流行にマッチしていないものも値がつきません。審査が厳しいです
  • 仲介業者が入るので買い取り額は低いです
  • 査定までに数日かかりますので、すぐに現金が手に入るわけではないです

ZOZOTOWNの感想

とにかくラク。一番ラク。買い取り額はさておき、手間をかけずにモノを処分したいときはいい。

 

 

メルカリのやり方

最近CMしているフリマアプリです。アプリ(無料)をダウンロードしてメルカリ上で出品します。写真と商品の説明文を載せます。最低価格は300円です。価格は1円単位で設定できます。売上の10%はマージンとしてメルカリに徴収されます。送料は出品者負担、購入者負担が選べます。出品者負担の方が売れやすいです。また、個人情報の流出に不安がある人は、互いの名前や住所を公開しないで送る方法もあります(らくらくメルカリ便)

購入者が購入するとメルカリ上で出品者に通知が来るので、モノを発送します。発送方法は出品時に指定していれば、指定した方法で発送します。普通郵便、定型外郵便、クリックポスト、宅配便など手段は様々で、送料もさまざまです。

購入時に、購入者は支払いをしていますが、その時点では出品者の売り上げにはなりません。購入者のもとに商品が届いて、メルカリを通して購入者が受け取り通知したら出品者の売り上げになります。

売上金の振り込みは、確か月2回あります。振り込み日の前に「振り込み申請」しておけば、当日振り込まれます。1万円以上は振り込み無料ですが、1万円以下は200円(だったかな?)の手数料が取られます。

出品者と購入希望者はメルカリ上でメッセージのやりとりが可能なので、値引き交渉されることもあります。

例えば服を1000円で送料は出品者負担でメルカリにアップしたとします。購入希望者が900円になりませんか、900円なら即購入しますとコメントしてきました。了承して価格を900円にし、購入者が購入しました。出品者は発送します。発送にはクリックポストを利用して164円がかかりました。数日後、購入者のもとに商品が届いたようで、受け取り通知が来ました。最後に購入者と出品者の両者が相手の評価を行います。評価を行うと、売上金の90%が出品者の売り上げとして計上されます。今回の例では、売上が900円なので、810円が出品者の収入です。送料164円と封筒代、商品を包むビニール代がそれぞれ10円だとすると、経費が164+10+10=184円です。つまり実際の利益は810-184=626円です。

互いの評価は良い、普通、悪いの3段階です。この評価は公開されるので、悪い評価がたくさんつくとメルカリ上で信用されなくなります。信用が下がると購入してもらえなくなります。

 

メルカリのメリット

  • リサイクルショップやZOZOTOWNに比べるとマージンが少ないです
  • リサイクルショップでは買い取られなかった使い込んだモノでも、売れるときは売れます
  • リサイクルショップでは買い取られなかった特殊なモノでも、売れるときは売れます

メルカリのデメリット

  • 出品が面倒くさいです。モノの写真と説明文を用意しなければなりません。商品の状態をきちんと書いておかないと、購入者からの評価が悪くなり自分の信頼度が下がるため、説明文は雑にできません。服の場合は着丈や身幅なども計って表記します
  • 梱包が面倒くさいです。発送中に商品が濡れたり汚れたりしないように、ビニールで包んで封筒に入れるのが一般的です。梱包で評価が下がることもあるので、気を遣います。また、ビニールや封筒は出品者が用意することになります。
  • 発送が面倒くさいです。ポストに投函したり、宅配業者に持ち込んだり・・・いずれにしても出品者が動きます。
  • 仕事などで長期間発送がむずかしい場合などは、きちんと書いておかないとトラブルの元です。
  • 売上金の振り込みが1万円以下なら手数料がかかります。メルカリで出品し続けることが前提でしょう。

メルカリの感想

とにかく手間がかかる。数百円の売り上げのためにやることが多い。でもリサイクルショップでは買い取ってもらえないようなものが売れる。時間があるなら、メルカリでちまちま売るのは悪くない。

 

メルカリの補足

リサイクルショップでは買い取られないものとは、例えば粗品です。5色展開されている粗品のひとつだけ手元にあったとします。もともとは0円で手に入れたものですが、日本全国には5色全色そろえたいと思っている人もいるわけです。あと1色を探していて、300円なら買ってもいいと思っている人もいます。また、コンサートの演出でまかれた銀テープ、これもアーティスト名やツアー名が入っていたりすると売れることがあります。一般受けはしない工具や材料なども長期間メルカリにアップしていると売れたりします。

欲しがるひと

自然と人間分析をしてしまう私。
最近目立つのは「欲しがるひと」です。
いまどきの言葉を使うなら「意識高い系」とも言える気がします。

彼ら彼女らは、あれをしたい、これをしたい、あんな風になりたい、こんな風になりたいなどの理想があります。その理想がそこそこ高く、それを実現しようと行動します。
ただ、実現の先に何があって、そしたらどうなって、、、という綿密な計画はありません。それっぽい目標を掲げるけど、長期的に、多角的に見れてないことが多いです。そして優先順位がコロコロ変わります。

例えを挙げます。
体調不良が頻発する→薬に頼らず漢方で治したい→漢方を勉強中

気持ちはわかります。本人は利にかなってると思っているのでしょう。でも、私にすれば分析が足りません。
体調不良が頻発する。
薬に頼りたくない→なぜ?

副作用がこわいから?
病院に通うのが面倒だから?
薬局に通うのが面倒だから?
薬は高いから?

理由によって行動の選択肢が変わるので、ここで理由を突き詰めることは重要だと私は思います。

この分析ができていないと
「薬局に通うのが面倒だと思って漢方を始めたけど、漢方の方が購入が面倒だった」とか、
「漢方なら安く済むと思ったのに意外と高かった」なんてことが起こります。

また、そもそも体調不良を頻発させないための行動ではダメなの?という検証も必要だと思います。

掘り下げた結果、理由が複数ある場合はより強い理由順に整理しておくべきと私は思います。

理由が明確になったら、次に行動を選択(計画)します。そして行動を起こすのです。
そういう思考を行わず、行動だけを続けているひとが、私が言う欲しがるひとです。

論理的に考えずに行動だけしてるから、結果が出づらいです。結果が出たとしても中途半端です。
そしてまた次の行動を始めます。
こういうタイプはずーっと欲しがっています。

私は「欲しがるひと」は「考えないひと」とほぼ同義です。

退職前の状態

退職することを伝えると、「じゃあ飲みに行こう!」と言ってくれる人がたくさんいます。
うれしい限りです。
しかもみんな「今は送別会で忙しいなら、そのあとで!」「いつまでこっちにいるの?」と気遣いと具体化を兼ね備えてます。

私はあまり会社に貢献できてなかったと認識してるけど、こんな風に声をかけてもらえると可愛がってもらえてたんだと思います。

仕事ができてるかどうかと、可愛がられるかどうかは一致しないけどね。

あと二日、走りきります。

新婦のネイルとエステ

今日は学生時代の友人宅を訪問しました。彼女は5年前に結婚式を挙げているので、結婚式についていろいろ聞いてみました。私の友人たちは聞けば何でも教えてくれるし、費用の明細まで見せてくれるような親切なひとたちばかりです。

彼女はホテル内のレストラン・ウェディングでした。70名で350万程度だったとのこと。私の想定と同じで一人当たり5万円。しかし、、、私たちが予約している会場ではひとり当たり5万円で済まなさそう・・・何とかして節約したい私。

新婦のネイルと言えばジェルネイル。人生で一度もネイルサロンに行ったことがない私でさえ、結婚式の前はネイルサロンに行くことになるだろうなと思っていました。昨日会った友人も、普段はネイルサロンなんて行かないけど、結婚式前はジェルネイルしたと言っていました。しかし、今日会った友人は、「自分でやったよ、ジェルネイルだと落とすだけでもお金かかるし」とのことでした。それでもなんとかなるんだ!!と、私は勇気をもらいました。ジェルネイルは1万くらいするし、落とすのも2千円位するので、ネイルだけで12000円はもったいないと思っていました。

自分でやったという実話を聞けたので、私の中で、自分でやるという候補が濃厚になりました。

 

また、エステについては「シェービングについてたパック程度はした」とのこと。彼女は全部で4回程度、10万以下の出費だったようです。私もそのくらいに抑えたいです。今のままだと美白と引き締めのエステで10万弱、シェービングで2万程度ですが、なんとか節約して両方で5万強を目指したいと思います。ホットペッパー・ビューティの初回割引を使えば、それなりに節約できそうです。ただし、初回訪問時の勧誘を頑なに断る気力は必須ですね。

結婚式の写真

9月の結婚式に向けて、スナップ写真の業者と契約をしてきました。

まず、私の場合は結婚式の写真は大きく分けてふたつあります。

  • スタジオ写真

スタジオで新郎新婦や新郎家族、新婦家族、両家の親族一同の撮影をする写真。

  • スナップ写真

当日の朝から挙式、披露宴終了まで、一連の流れにカメラマンが付き添って撮影する写真。

 

このほか、人によっては前撮りや動画撮影などがあります。

また、料金という点もふたつに分かれます。

  • 撮影料
  • アルバム作成料

通常は、撮影料+アルバム1冊+電子データお渡しなどで基本料です。両家の両親向けにアルバムを作成する場合は、追加料金が発生します。

 

さて、私の結婚式場では、基本料金にスタジオ写真が含まれています。現像する写真の枚数によって追加料金はあるものの、撮影自体はしてくれます。今回は、スナップ写真の業者を検討しました。式場と提携している会社は3社でした。

ウェディングプランナーに、どうのようにして業者を選べばいいか尋ねたところ、以下のように教えてくれました。

  • 展示してあるアルバムを見て、好みの写真から
  • カメラマンの指定が可能か不可能か
  • 事前にカメラマンと打ち合わせできるか
  • アルバムの表紙やデザインなど
  • 費用

 

私は写真のド素人なので、どんな写真を撮ってほしいとか、上手い下手はわかりません。3社のブースを回って、最初に受けた印象は以下のとおりでした。

 

  • 佐藤写真

ザ・結婚式の写真。結婚式のアルバムってこういうやつだよね!というイメージ通りのアルバム。幸せそうな新郎新婦と特別な日ということが伝わってくる。期待通りの作品なので両親にも喜ばれそう。

 

  • ラヴィファクトリー

とにかくアルバムの表紙が安っぽい。若い人向けな印象(私は30代前半です)。アルバムの表紙は複数あるけど、どれも気に入らないというか、いいと思えるものが一つもないので、この時点で候補から除外。

 

きれいな表情、きれいなアングルの写真ばかりではない。花嫁なのに顔をくしゃっとさせてたり、新郎がふざけていたり、二人がちょっと得意げだったり・・・完成しすぎてない印象。友人や親せきが撮影したのかな?と思わせるものもあった。アルバムのいたるところに撮影時間が入っていたり、新郎新婦の名前が入っていたり、何をしているかわかるような文字(説明)があったり、全体的に現代的な印象。

 

最初の印象で、佐藤写真かアルカディアイーストかの二択となりました。さて、どちらにするか。素人の私でも、それぞれのアルバムがことなることはわかります。時間をあけて、再度両方に話を伺いました。佐藤写真は、カメラマンの指名ができません。でも、「誰が撮影しても、きちんとしたものができあがりますので、ご安心ください」とのこと。会場との提携が長いのか、複数あるアルバムのすべてにベストショットであります。二人のキスシーン、御姫様だっこ、集合写真、、、、誰が撮影してもこんな感じに仕上がるなら、指名しなくても問題ないと思いました。

一方、アルカディアイーストは、フェア当日中の契約に限り、カメラマンの指名が無料(通常は1万円、代表は10万円)とのこと。また、事前打ち合わせがあり、どんな写真を撮ってほしいか、新郎新婦の人柄などを伝えるコミュニケーションの場がある。そのため、当日は顔見知りのカメラマンに撮影してもらうことになり、より自然な表情が撮れるとのこと。正直、打合せして伝えたいほどの要求は、私にはありません。写真に詳しくないので注文をつけられないわけです。それに、アルカディアイーストの写真が特別いいとは思えませんでした。アングルとか表情とか「ベスト!」という感じではなくて、どちらかというと、大きな流れの一部という感じです。プロのカメラマンに頼むからこそ、ベストショットを撮って欲しいというのが私の思いでした。しかし、実際のカメラマンと話してみると、この会社のコンセプトとして「ふたりらしさ」を重視していることがわかりました。ふたりらしさとは、カッコイイ表情ではないけど、本人の人柄が表れる表情や動作、整った笑顔ではないけど、自然体で個性が伝わる表情のことです。佐藤写真の写真は、すべて「結婚式の写真と言えばこれだよね!」という写真です。被写体がかわっても、写真の出来はかわりません。一方アルカディアイーストは、被写体らしさを追及しているので、被写体がかわれば写真のアングルやシャッターをきるタイミングもかわります。また、カメラマンの好み(個性)が出やすいです。

 

ここまで理解した上で、私が選択したのはアルカディアイーストです。どのカメラマンを指名するかは、個々のアルバムを見て決めました。担当してくださった女性もカメラマンのひとりでしたが、各カメラマンのことを言葉を濁さずに説明してくださったので好感を持てました。例えば「このカメラマンはふたりに寄り添って撮影します。こんなところで撮ってたの?みたいな。とてもナチュラルな仕上がりです。また、結婚していることもあり、親御さんやご親族などもよく撮影します」「このカメラマンは透明感がある写真が多いです。技術的にはストロボをたいて撮影します。あと、ノリが良くてグイグイ引っ張って行ってくれる感じです」「このカメラマンは女性なので、女性目線でのかわいさやきれいさを残すことができます。また、人柄がやさしくて話しやすいので、お二人が希望を伝えやすいと思います」など。私はカメラマンの人柄よりもアルバムの出来を重視してカメラマンを決めました。自分が好きな写真が多いカメラマンにしました。

 

結婚式の写真屋選びはずいぶん悩んだけど、今は満足です。