私の経験がだれかの役に立つ: My experiences help someone

私が経験したこと、知ったことをつづり発信します。だれかにとって有益な情報になればとの思いを込めて。

不妊治療 1

記憶が薄れないうちに私の不妊治療について書き留めておこう。あくまで私が体験したこと、思ったことをつづるので、医学的な正しさなどはここにはない。

 私が不妊治療を目的に専門病院に通い始めたのは35歳8ヶ月のこと。

でもその前の私の状態をメモしておく。

  • 生理不順(3か月~半年生理が来ないこともざら)
  • 産婦人科では「排卵してない」と言われる
  • 31歳で結婚して、32歳で結婚式を挙げて、それ以降は避妊していないが妊娠しない

初潮がきたのは小学生の時だった。最初は1~2ヶ月に一回生理が来ていたと思う。中学に入っても生理周期は安定しなかったが、母は「そのうち周期が安定する」と言い、私もそういうものかと思っていた。しかし高校、大学と進学するにつ入れて生理周期が安定するどころか、間隔が長くなっていった。生理痛がひどかったわけではないが、生理が来ない方が日常生活がラクなので、私もあまり深刻にはとらえていなかった。

 

しかし大学3年(20歳)の頃、半年以上生理が来ないことがあった。その前も4か月とか空いていた。さすがにまずいだろうと思い、母に話して総合病院の産婦人科を受診した。母はこの時も「私も生理不順だった、でも子ども(私と弟)を授かったから、そんなに気にしなくても」というような感じだった。

診断は多嚢胞性卵巣症候群。今まで生理が来ていたとしても排卵はしていなかったでしょう、とのこと。

私はこの時学生で妊娠は望んでいなかったが、将来的には子どもを授かりたいと思っていたので、その旨を伝え、ピル(シンフェーズ)を処方してもらった。先生の話によると、ピルは排卵を止める働きがあるが、定期的に生理を起こすことで、子宮を活動させておく効果がある、このまま生理がまったく起きないと、いざ妊娠したくなった時に子宮が動かなくなるから、ピルを使って定期的に動かしておきましょう、とのことだった。