結婚披露宴の時間配分
結婚式における挙式は通常30分程度です。その後、結婚披露宴を行います。披露宴は2時間半という会場が一般的です。
お色直しを一回するとして、ウエディングドレス→カラードレスの場合は、新婦は20~30分中座することになります。長いと感じるかもしれません。
内訳は以下の通り。
- 最後のウェディングドレス姿で新郎新婦で写真撮影。やらない新郎新婦も多いですが、会場の外で最後にポーズをとって撮影したり、親族を呼んで撮影するケースがあります。【5分】
- 披露宴会場からブライズルーム(新婦控室)への移動。歩きなれない靴でドレスのため、ササッと歩けません。【2分】
- ウェディングドレスを脱ぐ。数名のスタイリストが手早く脱がせてくれます。【3分】
- トイレに行く。行かなくてもいいですが、次にドレスを脱ぐまでトイレに行けないので、通常トイレには行きます。【3分】
- ヘアセット。メイク直し。人によってはヘアスタイルを変えない方もいます。また、スタイルによってかかる時間はかわります。【5分】
- ドレスを着る。スタイリストさんが手早く着せてくれます。【5分】
- ブーケを持って、写真室に移動。お色直し後のスタジオ写真を撮る場合に限ります。【3分】
- スタジオ写真撮影。かかる時間はポーズ数によります。【3分】
- 披露宴会場まで移動。【3分】
- 再入場
上記の場合、中座時間は32分です。着替え自体は早いですが、ヘアセットやトイレ、スタジオ写真撮影などをするとどうしても30分程度はかかります。また、お色直しを和装にした場合、一般的にドレスよりは時間がかかります。和装になれている会場だとものすごい速さで着替えさせてくれるので、あまり気になりません。その会場がどのような衣装を得意としているかは、事前に確認しておくといいでしょう。
中座時間を短くしたい新郎新婦の場合、ヘアスタイルを変えない、スタジオ撮影をしないなどで時短することが可能です。ヘアスタイルは、ウエディングドレスの時にアップスタイル、カラードレスの時に三つ編みのダウンスタイルなどにすると、それなりに時間がかかります。ヘアスタイルを変えずに飾りだけ変えるなどにすれば時短できます。
スタジオ写真をどうしても撮りたい場合は仕方ないですが、専属のカメラマンがいれば、スタジオに行かなくてもお色直し後に二人の写真を撮ることは可能です。むりにスタジオで撮らなくてもいいと私は思います。