私の経験がだれかの役に立つ: My experiences help someone

私が経験したこと、知ったことをつづり発信します。だれかにとって有益な情報になればとの思いを込めて。

やけどに馬油

先日左手の薬指を火傷した。結果的に馬油がとても効果を発揮してくれたようなのでその流れを紹介する。

 

冷凍していた春巻きを揚げようと油に春巻きを投入したら、油がはねて私の左手の薬指に直撃した。はねた油が指についたくらいでは、普段は火傷はしない。だからその時はあまり気にしなかった。しかし、油がついた箇所がジンジン痛む。私は患部に流水に当てて冷やした。流水に当てている時は痛みがないが、流水から話すとジンジン、いや、ジリジリ痛む。

私はよく見ていなかったが、冷凍していた春巻きには霜がついていたようだ。その霜が油の中に入ったものだから、大きな油がはねたらしい。それが私の指に当たった。だから、普段の油跳ねよりも大きくて、ひどい火傷をしたらしい。いつもの火傷とは明らかに違っていた。あまりにも痛むので保冷剤を患部に当てた。保冷剤を当てている時は痛みがないが、話すとジリジリ痛む。堪えがたい痛みだった。

火傷の度合いがいつもと違ってひどいと感じた私は、対処法をネットで検索した。するとこのサイトにたどり着いた。

痛い火傷の応急処置の方法は?医師がコメント | イシコメ

この時点で患部は膨れていた。水ぶくれができることは確実だった。サイトには以下の通り書いてあった。

①「冷やす時間は5分以下で良い」

以前は、30分以上冷やしたほうが良い、との説もあったのですが、現在ではかえって皮膚をふやかしてしまうので、5分以下の処置が良いと言われることが多いです。

②氷や氷水での冷却処置は控える

氷や氷水の冷却処置は、かえって皮膚組織を傷つけてしまい、逆効果です。保冷剤などでの冷却処置も控えるべきでしょう。

家の中なら、台所かシャワーで一気に冷水を患部にかけるのが良いでしょう。

ただし、火傷の傷口を流水にさらすのはやめたほうがよいでしょう。

私は保冷剤を患部にあてることをやめた。しかし、やめるととても痛いのだ。ジリジリ焼けつくような痛みがある。これはかなりひどい火傷と感じた。痛みを和らげたいのだが、この時は夜。病院は開いていない。病院に行けるのは明朝だ。

ここで馬油を使うことにした。実家には、幼い頃から馬油があった。火傷の時に使う薬だった。私は実家を出てからも馬油を常備していたため、それを塗ることにした。患部にたっぷり目に塗り。ラップを巻いた。ラップを巻くのは温潤療法というものだ。どこかでいいと聞いたことがあり、それを思い出しので試した。正直、保冷剤を放すと患部がジリジリ痛み、馬油を塗ろうがラップを巻こうが、その痛みはかわらなかった。つらかった。こんなものでよいのだろうか、明朝まで耐えられるのだろうかと不安になった。

 

しかし数時間立つと少しだけ痛みはやわらいだ。それでも、患部を触らなくてもジリジリとした痛みがある。こんな火傷は初めてだった。その日はラップを巻いたまま寝た。

翌朝、痛みはなかった。患部に触れなければ痛みはない。もう病院に行かなくてもいいと判断した私は、その日は一日に数回馬油を患部に塗り、ラップやバンドエイドを巻いて過ごした。すると痛みどころか水ぶくれも小さくなった。2日程度馬油を付けたら水ぶくれは消え、あんなに痛かった火傷が嘘のようだ。1週間くらいは患部の皮膚がうっすら濃くなっていたが、3週間もすれば元通りになった。

 

私は「馬油の効果は絶大!」と感じた。